サボンジェムを手作りできると思いますか?
正しくは「サボンジェムのような」石けんなのですが、作ろうと思えば作ることは可能です。 ただし、本物のようにデリケートな色味やマーブル模様を再現するのは困難ですし、素敵な香りもありません。
手づくりサボンジェム風宝石石鹸は、趣味と割り切って挑戦するのがよいでしょう。
さて、作り方ですが、まずは材料を用意します。
手作りサボンジェム風宝石石鹸 -材料-
- クリアソープ:天然素材・グリセリンを主な原料とする「グリセリンクリアソープ」が良い
- 食紅(完成イメージに合わせて色を用意する)
- 耐熱カップ
- 小カップ(使う色数分用意)
- 完成品を作る容器(カップ、タッパーなど)
グリセリンクリアソープは東急ハンズとか専門店に足を運ばずとも、楽天やamazonで買うことができます。(1kgあたり2000円ぐらい) 食紅はスーパーでも売ってますが、amazonあたりで売っている「食用色素 色粉 8色セット」というのが、カラーバリエーションもが豊富でおすすめです。(8色セットで2000円ぐらい)
それから耐熱カップ、クリアソープは加熱して溶かすので、カップは絶対に耐熱でなくてはなりません。作る大きさにもよりますが、500mlカップがよいでしょう。(500円ぐらい)
手作りサボンジェム風宝石石鹸 -作り方-
- 作る大きさ相当のクリアソープを用意し、ソープのブロックを細かく刻み、耐熱カップに入れて、レンジで加熱(1分ぐらいが目安)
- 溶けたクリアソープを小分けして小カップにそそぐ。それぞれに1色づつ食紅を加え、まんべんなくかくはんする。中間色が必要なら小カップの色付きソープを適量混ぜて作る。
- 冷えて固まったら、色付きソープの固まりを容器からとり外し、てきとうな大きさに切り分ける。
- ベースになる分のクリアソープを溶かし、必要なら色をつける。ベース色のカップにスライスした色付きソープを入れる。
- 固まったら、上から溶かしたクリアソープを投入し、それも固まったらカップから外します。後は、適当に使いやすい大きさに切り分け、サボンジェム風の宝石石鹸の出来上がり。
注意点をあげます。
あまりのんびりやってると、溶かしたソープが固くなって色を混ぜにくくなるので、手早くかくはんできるよう食紅の準備はおこたりなきよう。
香りが欲しければ、市販の香料や手持ちのコロンから、気に入ったのを加えてみてもよいでしょう。
3の手順で「適当に切り分ける」とありますが、でたらめに切ると、完成品は出来のわるい前衛芸術みたいになります。気の向くままに切り刻むのでなく、統一感のあるカタチに切り分けるのが良いと思います。
以上、レシピですが、見てのとおりでサボンジェム風宝石石鹸の作り方は案外簡単です。
色味の組み合わせを適当にやってしまうと、原色主体のため、ケバケバしいだけの宝石石鹸になってしまいます。 やはり、本物のサボンジェムのように微妙な色味やマーブル模様と比べると見劣りします。
ですが、そこは手作りということで「愛情」で補うこともできる?かも・・・w
冒頭でも申しましたが、手作りサボンジェム風の宝石石鹸は、手芸やDIYが好きなアマチュア向きの「趣味」として考えましょう。
完成してみないと出来上がりが判らないのはミステリーっぽくて面白いですし。
まあ、個人的には、本物サボンジェムのクオリティを!といいたいですが、そこは好き好きといったところ。
とはいえ、本物のサボンジェムの美しさは飛び切りですから、一般的にはSavons Gemme(サボンジェム)の宝石石鹸がおすすめと言えるでしょう。
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